「本物の食材」を届けたい。ススキノデパート・小林社長と歩む、生産者との絆

こんにちは、水戸青果です。

私たちが大切にしていること――それは、ただ野菜や食材を「運ぶ」のではなく、生産者さんの想いごと届けること。

今回は、そんな私たちの考えに深く共鳴してくださった、北海道・札幌のススキノデパートを手がける小林社長のお話をご紹介したいと思います。

食への向き合い方が、すべての始まりだった

食への向き合い方が、すべての始まりだった

小林社長が料理の世界に入ったきっかけは、実家のホテルの厨房にあふれていた「冷凍食品」への違和感でした。

「本当に美味しいものを届けたい」。その一心で、自ら「この店で働かせてほしい」と直談判しながら腕を磨いてきた小林社長。修行時代に割烹料理店で感じたのは、「料理を作る人と、お客様に届ける人の間に壁がある」というもどかしさでした。

同じ料理人として「俺らの料理をお客様に届けてくれる仲居さんに、挨拶もないのはおかしい」と、新入りながらも声を上げたエピソードからは、食に関わるすべての人へのリスペクトが伝わってきます。この姿勢こそが、今の経営哲学の根っこにあるものだと感じました。

命がけの仕事をしている人たちの想いを、食卓へ

命がけの仕事をしている人たちの想いを、食卓へ

調理の現場を離れた後も、小林社長が10年以上続けてきたのが「生産者のもとへ自ら足を運ぶ」こと。

「漁師さんたちは、船の上で何かあれば終わりという命がけの商売をしている。その熱量を、自分の仕事に繋げたい」

そんな想いから生まれたのが、ススキノデパートです。

こだわりの農家さんや漁師さんのもとへ通い詰め、信頼関係を築き、その食材の背景をしっかりと理解した上で料理として表現する。「人がいて初めて成り立つ食材を、どうお客様の心に響かせるか」を真剣に考えているお店です。

水戸青果を選んでくださった理由――「熱量」と「探求心」

水戸青果を選んでくださった理由――「熱量」と「探求心」

そんな食材にこだわるススキノデパートさんが、私たち水戸青果をパートナーに選んでくださいました。

決め手として挙げてくださったのが、「熱量」と「探求心」という言葉でした。

どこにでもあるジャガイモを仕入れるだけなら、近所のスーパーでも済む話です。ですが、「わざわざ2年熟成させてうま味を引き出したジャガイモ」のように、一歩踏み込んだ提案ができるかどうか――そこに、私たちが存在する意味があると思っています。

細かいデータや資料をもとに食材を研究し、良心的な価格でご提案すること。それが、私たちが大切にしていることです。誰よりも食に対して熱い想いを持つ小林社長から、評価していただけていることを、本当に嬉しく思っています。

「この野菜、〇〇さんが作ったんだよ」が最高のスパイス

「この野菜、〇〇さんが作ったんだよ」が最高のスパイス

小林社長は飲食にとどまらず、観光業にも携わっています。そこで語ってくださったのが、「人との出会い」の価値です。

「北海道には美味しい食材がたくさんある。でも、ただ主要都市を巡るだけではもったいない。田舎の農家さんや、熱い想いを持った社長に会いに行く旅があっていい」

これは飲食店でも同じです。単に美味しいものを出すだけでなく、「この野菜は、あそこの〇〇さんが作ったんだよ」というストーリーを添えること。それが、お客様の心を動かす最高のスパイスになる、と。

私たちが生産者さんの背景や想いを乗せてお客様へ届ける——その価値を、私たちと同じ熱量で体現してくださっているのが、ススキノデパートさんです。

遊び心で、食材の可能性を広げる

もうひとつ、小林社長のお話で印象的だったのが「遊び心」です。

バーベキューでピーマンを切らずに丸ごと焼く。そうすると苦味が消えて甘みが引き出され、ピーマン嫌いの子どもも思わず「美味しい!」と言ってしまうんだとか。

生産者さんの想いを伝えることと、お客様を楽しませる工夫は、決して別物ではありません。その両方が揃ったとき、食材の魅力が本当の意味で伝わると教えていただきました。

おわりに

「物事に値段をつけるのではなく、その背景にある価値を見極める」

小林社長のこの言葉は、私たち水戸青果が大切にしていることとも、深く重なります。

生産者さんの熱量を受け取り、食材の魅力を一緒に届けてくださるパートナーと出会えることが、私たちにとって何より嬉しいことです。

ススキノデパートさんとのこれからの歩みを、どうぞ楽しみにしていてください。


水戸青果では、飲食店さまの「食材選び」や「生産者との繋がりづくり」を一緒に考えていきます。お気軽にご相談ください。

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