
メークインの故郷、桜木町から
北海道帯広市にある桜木町・大正地区は、古くからメークインの一大産地として知られています 。全国のメークイン生産量の約3割を占め、「大正メークイン」としてその名を轟かせています 。数ある品種の中でも、メークインは熟成に適した品種であり 、こちらの農家さんは数年前から「雪蔵甘熟」の取り組みを始めました。
「いもはまだまだ美味しくなる。」雪蔵甘熟への挑戦

農家さんが実践する「雪蔵甘熟」とは、「いもはまだまだ美味しくなる。」という信念のもと、雪の力を利用してジャガイモを熟成させる画期的な方法です。雪が少しずつ溶け出すように湿度管理を徹底して設計された雪蔵で、収穫から長い時間をかけてじっくりと熟成させます。
蜜が溶け出す最高級の甘み

雪蔵で熟成されたメークインは、まさに「蜜が溶け出す最高級の甘み」を誇ります。
- 一冬越(収穫から約6ヶ月〜17ヶ月)
- 二冬越(収穫から約18ヶ月〜23ヶ月)
特に「二冬越」は、収穫から18ヶ月もの歳月をかけて熟成された最高級品です。透明感のある実はもっちりと柔らかく 、塩茹でするだけで蜜が出るほど美味しく仕上がります。蒸かしてもその甘さととろけるような食感を存分にお楽しみいただけます。