忠類の地で、丁寧な手仕事が光る。希少なゆり根を育てる農家さん

北海道・忠類町で、家族で農業を営むこちらの農家さんは、栽培に6年もの歳月をかけ、さらに収穫後じっくりと熟成させることで生まれる希少な「月光ゆり根」のほか、夏のとうきびなど、愛情を込めて育てられた野菜を私たちに届けてくださいます。

畑と真摯に向き合う実直な農家さんのご紹介です。

家族で支え合う、畑での毎日

忠類の広大な土地で、ご家族で力を合わせながら農業を営んでいる農家さん。代々受け継がれてきた畑で、日々作物と向き合うその姿勢からは、実直であたたかい人柄が伝わってきます。

主な栽培作物は、ゆり根やとうきびなど。一つひとつの野菜に、家族皆さんの想いが込められています。

6年の歳月をかける、珠玉のゆり根づくり

こちらの農家さんが育てる「月光ゆり根」は、北海道でもごく一部の地域で、限られた生産者しか栽培していない希少な品種です。その歴史は、かつて忠類にいた、あるゆり根農家さんが作っていた種に由来します。

病気にかかりやすく、なんと栽培に6年もの年月がかかるため、その特性を知り尽くした生産者でなければ育て上げることができません。長い時間をかけて、生育環境を丁寧に整えながら、大切に育まれています。

「クロワッサンみたい」な食感、その秘密は熟成にあり

月光ゆり根は、食べるとその違いに誰もが驚きます。ある料理人からは「クロワッサンみたいな食感」と形容されるほど、唯一無二の甘みと食感を持っています。

その美味しさの秘密は、収穫後の「熟成期間」にあります。通常、収穫後はすぐに出荷せず、2か月間ほどゆっくりと寝かせることで、本来の美味しさを最大限まで引き出すのだといいます。
このひと手間が、驚くほどの旨みを生み出すのです。

「月光ゆり根」を育てる卓越した技術は、他の野菜づくりにも

栽培が極めて難しい「月光ゆり根」を育てる卓越した技術は、他の野菜づくりにも活かされています。夏場にいただく皮つきヤングコーンやとうきびも、毎年楽しみにしている逸品で、どんな野菜でも育て方が本当に上手な農家さんです。

私たちは、この素晴らしい月光ゆり根の価値を、北海道内はもちろん、北海道外の皆様にもっと広めていきたいと考えています。丁寧な手仕事と真摯な想いが詰まった野菜だからこそ、自信をもってお届けできます。

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