夏は繊細なズッキーニ、秋は完熟カボチャ。環境に配慮した栽培で「旬」を届ける農家さん

北海道富良野の雄大な自然の中で、20年以上にわたり野菜づくりに向き合い続けている農家さんがいらっしゃいます。 農薬や化学肥料にできるだけ頼らず、環境への負荷を抑えた栽培を実践。

夏野菜の代表格であるズッキーニから、秋の味覚であるカボチャやジャガイモまで、季節の移ろいと共に、旬の美味しい野菜を届けてくれます。

2001年から続く営農、試行錯誤の歴史

こちらの農家さんは、2001年からこの富良野の地で営農をスタートされました。

ズッキーニの栽培を始めて何年も経つベテランの農家さんですが、現在でも新しい品種を試してみたりと、より良い品質を求めて試行錯誤を続けていらっしゃいます。

毎年6月から10月にかけての繁忙期は、ズッキーニの収穫から始まり、霜が降りる頃にはジャガイモやカボチャへと、息つく暇もなく旬の野菜と向き合っていらっしゃいます。

傷つきやすい「ズッキーニ」を、美しく届けるための工夫

夏場に主力となるのが、露地栽培のズッキーニと花ズッキーニです。 ズッキーニは非常にデリケートな野菜で、風で葉が擦れるだけで実にはすぐに傷がついてしまいます。

こちらの農家さんでは、そうした栽培環境への配慮はもちろん、収穫後の管理にも徹底したこだわりをお持ちです。

特に「花ズッキーニ」は道外へ出荷されることも多いため、手元に届いた時にできるだけロスが出ないよう、包装や緩衝材の扱いには細心の注意を払っていらっしゃいます。

完熟を見極めて収穫する、こだわりの「坊ちゃん南瓜」

秋に収穫を迎える「坊ちゃん南瓜」も、こちらの農家さんの自慢の一品です。

一般的なカボチャは日焼けを防ぐために早めに収穫されることが多いですが、こちらの農家さんでは「味」を最優先。カボチャの上部がコルクのように茶色くなり、筋が入ってしっかりと熟すまで畑でじっくりと時間を置きます。

そのため、一部に日焼けが見られることもありますが、それは甘みが凝縮された「完熟」の証。見た目よりも中身の美味しさを追求したカボチャです。

収穫直後のホクホクとした食感から、11月頃にはしっとりとした食感へ。季節による味の変化も楽しみながら、スライスしてオリーブオイルで焼くなど、シンプルに素材の味を楽しんでいただきたい野菜です。

夏の安定供給を支える、信頼の農家さん

数年前からお付き合いをさせていただいており、特に夏場のズッキーニ・花ズッキーニでは大変お世話になっています。

夏野菜の代表格ともいえるズッキーニは、夏場にかなりの量のご注文をいただく食材です。そのため、高品質なものを安定して供給してくださる農家さんの存在は、私たちにとって非常に心強いものです。

天候などで時折イレギュラーな事態が起きることもありますが、その度にお人柄が滲み出るような優しい対応で、かつ迅速に動いてくださいます。

その誠実さには大変厚い信頼を寄せており、今後とも末長くお付き合いさせていただきたい農家さんです。

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