
北海道北広島市で、多品目の野菜を育てる農家さんがいます。
ハウスと露地畑で、季節ごとに様々な野菜を栽培しており、農業と福祉が手を取り合う「農福連携」という、温かい取り組みが行われています。
季節を彩る、元気いっぱいの野菜たち

札幌近郊の北広島市に、ハウス数軒と露地畑を構える農家さん。
環境に配慮した農業に取り組む「エコファーマー」として、サニーレタスやリーフレタス、ナス、ピーマン、ズッキーニ、長ネギなど、多品目の野菜を育てています。
珍しいフルーツほおずきなど、食卓が楽しくなるような野菜も栽培されています。
農業の力で、社会とつながる。「農福連携」への挑戦

こちらの農園では、障がい者雇用を促進しており、簡単な農作業や梱包作業などを任せています。
そのため、ハウスには番号が振ってあったり、誰が見ても分かりやすく、指示しやすいような環境が整えられています。
農業を通じて社会福祉を活発にしていくこの取り組みは「農福連携」と呼ばれており、自身の農園の活動を通して農福連携の試みを積極的に行いたいという想いをお持ちの農家さんです。
「野菜を食べた時に満足してほしい!」

打ち合わせの際、農家さんはいつもこの言葉を口にされます。その想いが詰まった野菜は、どれも大きくて弾けるような元気さが魅力で、ボリュームたっぷり。
春時期にお取引させていただいたサニーレタス・リーフレタスは、その新鮮さと質の良さからお客様にも大変好評でした。
食べる人のことを第一に考える。言葉にするのは簡単ですが、経費や効率など様々な壁がある中でその想いを貫くのは、簡単なことではありません。
それでも「食べる誰かに満足を」という熱い気持ちを持ち続けている姿に、私たちはいつも心を打たれています。